SalesforceのWeb-to-リードでサイトの問い合わせを登録
自社サイトの問い合わせフォームに届いた内容を、Salesforce のリードに手で写していませんか。Salesforce には、サイトのフォームから送られた内容をリードとして登録する Web-to-リードという機能があります。このページでは、仕組みと設定の流れ、API で登録する方法との違い、気をつける点をまとめます。
このページは、ご依頼いただける開発の例の解説です。実際の導入事例ではありません。機能の説明は、末尾の Salesforce 公式の資料で確かめた内容です。
この内容で相談するこんなことで困っていませんか
- 問い合わせフォームサイトに組み込んだ HTML
- Web-to-リード送信内容からリードを作成
- 割り当てルールユーザーやキューに振り分け
- 自動返信メール応答テンプレートで送る
本文の説明を図にしたものです。実際の構成は、組織の設定によって変わります。
なぜ起きるのか
問い合わせフォームと Salesforce がつながっていないと、届いた内容は Salesforce に入りません。人が読み取り、リードの項目に入れ直す作業が残ります。[1]
Web-to-リードでは、Salesforce の画面で項目を選んで HTML のフォームを作り、サイトに組み込みます。見込み客が送信すると、その内容からリードが作られます。[1]
いまのフォームの見た目や項目を生かしたいときは、生成された HTML を書き換えることになります。ただし、Salesforce が提供するのは標準のフォームだけで、個別の変更はサポートの対象外と案内されています。[6]
リードがどの経路で作られたかを、自動で見分ける機能はありません。フォームに [リードソース] 項目を加え、ページごとの値を入れておく方法が案内されています。[6]
直し方の選択肢
登録の方法は大きく 2 つです。届く件数やフォームの作りに合わせて選び、どちらも担当の割り当てと組み合わせられます。[1][7][8]
- 方法 1Web-to-リード[設定] の [Web-to-リード] で有効にし、生成した HTML のフォームをサイトに組み込みます。2026年10月時点のヘルプでは、1 日 500 件までです。[1][3]
- 方法 2API でリードを作るサイト側のプログラムから REST API に必須項目などの値を POST で送り、リードを作ります。フォームの作りに縛られない一方で、サイト側にプログラムを用意する必要があります。[7]
- 方法 3担当の割り当て有効なリードの割り当てルールで、Web から来たリードをユーザーやキューに振り分けます。REST API でも、割り当てのヘッダーを付けなければ、有効な割り当てルールが使われます。[2][8]
作業の流れ
- 受け付ける項目を決めます。標準項目に無い情報はカスタム項目を作り、取引開始のときに取引先・取引先責任者・商談のどの項目へ移すかも決めます。[2]
- [リード状況] 選択リストでデフォルトの状況を決めます。リードキュー、割り当てルール、[リードの設定] のデフォルトの所有者も整えます。[2]
- [設定] の [クイック検索] に「Web-to-リード」と入力して [Web-to-リード] を開き、[編集] で有効にします。デフォルトのリード作成者と、自動返信に使うデフォルトの応答テンプレートを選んで保存します。[1]
- [Create Web-to-Lead Form] で項目とキャンペーンを選び、送信後に移るページの URL を入れて [生成] をクリックします。経路を分けたいときは [リードソース] 項目も加えます。[1][6]
- 生成された HTML をサイトの担当者に渡して組み込みます。公開前に、HTML 内のデバッグ用の行を有効にして送信を試し、済んだらその行を消して公開します。[1][5]
気をつけること
- 2026年10月時点のヘルプでは、Web-to-リードの要求は 1 日 500 件までです。超えた分は、デフォルトのリード作成者に内容のメールが届きます。[3]
- ボットによる送信を見分ける検証が、既定で有効になっています。お使いの地域でこの検証が使えるかを、先に確かめるよう案内されています。[1]
- デフォルトのリード作成者には、「すべてのデータの編集」「メールの送信」「活動へのアクセス」の権限を持つユーザーを選びます。権限は権限セットとプロファイルを組み合わせず、どちらかで与えるよう案内されています。[1]
- フォームに [キャンペーン ID] 項目を含めると、リードがキャンペーンメンバーとして入ります。メンバーの重複を避けるため、作られたリードからメンバーを入れるトリガーやプロセスは作らないよう案内されています。[1]
- 割り当てルールが無効だと、Web から来たリードはすべて [リードの設定] で指定したデフォルトの所有者に割り当てられます。[2]
- メールアドレスの形を確かめたいときは、リードの [メール] 項目に入力規則を作る方法が示されています。[2]
想定工数の目安
自社サイトのフォームから、直接登録する4〜10時間
想定工数は、要件の確認から動作確認・本番反映の手順までを含む実働時間です。※Salesforce の環境(構築済みの仕組みや設定など、さまざまな要素)や、要件によって工数は大幅に前後するため、あくまでも目安です。
質問と答え
いまの問い合わせフォームのデザインのまま使えますか。
生成された HTML を書き換えて組み込む形になります。Salesforce が提供するのは標準のフォームで、個別の変更はサポートの対象外と案内されています。フォームを自由に作りたいときは、API でリードを作る方法も選べます。[6][7]
1 日に何件まで登録できますか。
2026年10月時点のヘルプでは、Web-to-リードの要求は 1 日 500 件までです。超えた分はデフォルトのリード作成者にメールで届きます。500 件を超える見込みがあるときは、カスタマーサポートへの問い合わせが案内されています。[3]
出典
- Web-to-リードを使用した Web サイトからのリードの生成(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=sales.setting_up_web-to-lead.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- Web-to-リードの設定に関するガイドライン(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=sales.customize_leadpreparation.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- Web で生成されたリード数が組織の制限数に到達するとどうなりますか?(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=sales.faq_leads_what_if_my_company.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- Web で生成されたリードに割り当てられる状況は?(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=sales.faq_leads_what_status_is.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- Web マスターは [Web-to-リード] ページをどうやってテストしますか?(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=sales.faq_leads_how_can_our_webmaster.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- Web-to-リードによって作成されたリードの特定(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=000387484&language=ja&type=1(2026-10-23 確認)
- Create a Record(REST API Developer Guide)developer.salesforce.com/docs/platform/api-rest/guide/dome-sobject-create.html(2026-10-23 確認)
- Assignment Rule Header(REST API Developer Guide)developer.salesforce.com/docs/platform/api-rest/guide/headers-autoassign.html(2026-10-23 確認)