Salesforceのレポート登録で、決まった日時にメール配信する
会議の前に、毎回レポートを開いて結果を送る作業が残っていることがあります。Salesforce には、決めたスケジュールでレポートを実行し、結果をメールで届ける「登録」の機能があります。このページでは、Lightning Experience でのレポートの登録の進め方と、設定前に知っておきたい上限をまとめます。
このページは、ご依頼いただける開発の例の解説です。実際の導入事例ではありません。機能の説明は、末尾の Salesforce 公式の資料で確かめた内容です。
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なぜ起きるのか
レポートを手動で実行して送る使い方のままだと、実行と送信が毎回担当者の作業になります。Salesforce では、レポートを登録すると、設定したスケジュールで更新された結果がメールで届きます。[1]
受信者には、自分のほかに、ユーザー、グループ、ロールを指定できます。ただし、他の人を加えるには「レポートを登録: 受信者の追加」、グループやロールで加えるには「レポートの登録: グループおよびロールへの送信」の権限が要ります。[1]
受信者の候補には、そのレポートにアクセスできる人だけが表示されます。レポートの入ったフォルダーを受信者と共有していないと、登録先に選べません。[1][2]
直し方の選択肢
レポートの登録は、目的に合わせて次の設定を組み合わせて使います。[1]
- 定期配信:曜日と時刻を決めてレポートを実行し、結果をメールで届けます。登録のスケジュールは、登録に関するレポートでは cron 式として表示されます。[1][2][6]
- 条件付きの通知:[条件をこのレポートに追加] で、集計・演算子・しきい値を指定します。条件は最大 5 個で、すべてに一致したときだけメールが送られます。[サマリー + レポート] か [サマリーのみ] を選べます。[1][5]
- ファイル添付:[ファイル添付] で、書式設定された .xlsx か、詳細だけの .csv を登録メールに添付します。ユーザーには「レポートのエクスポート」の権限が要り、システム管理者による設定の有効化も要ります。[3][4]
作業の流れ
- 送るレポートと受信者を決めます。登録する人に必要な権限があるか、レポートのフォルダーが受信者と共有されているかを確かめます。[1][2]
- ファイルを添付する場合は、[設定] の [クイック検索] に「レポート」と入力し、[レポートおよびダッシュボードの設定] で添付を許可する項目を選んで保存します。[4]
- [レポート] タブかレポートの実行ページから [登録] を選び、配信のスケジュールを設定します。[1][3]
- [メール受信者を編集] で受信者を追加します。[レポートの実行者] で、誰の見え方でレポートを実行するかを選びます。[1]
- 必要に応じて条件とファイル添付を設定し、[保存] をクリックします。設定したスケジュールと条件に従って、受信者にメールが届き始めます。[1][3][5]
- 登録が増えてきたら、分析通知のオブジェクトを使ったカスタムレポートタイプで、登録の所有者・スケジュール・受信者を一覧にできます。[7]
気をつけること
- 1 人が登録できる数に上限があります。2026年10月時点のヘルプでは、Unlimited Edition はレポート 15 個、その他のエディションは 7 個です。[2]
- 1 つの登録で送れるメールは 500 件までです。グループやロールに含まれる人数の合計が 500 人を超えると、一部の人には届きません。[2]
- 組織全体で、同じ曜日・同じ時刻にスケジュールできるレポートの登録は 500 件までです。会議前の時刻に登録が集まるときは、時刻を分散させます。[2]
- 受信者には、[レポートの実行者] に選んだ人と同じデータが届きます。受信者がふだん Salesforce で見られる範囲と異なる場合があります。[1]
- 結合レポートと履歴トレンドレポートは登録できません。条件付き強調表示は、登録メールには表示されません。添付ファイルは 15,000 行、30 列、3 MB までで、超えた分は切り取られるか送られません。[2][3]
- 2026年10月時点で、添付を許可する設定のヘルプにはベータ機能としての注記があります。使う前に、組織のヘルプの記載を確かめます。[4]
想定工数の目安
毎週月曜に、レポートをメールで届ける1〜3時間
想定工数は、要件の確認から動作確認・本番反映の手順までを含む実働時間です。※Salesforce の環境(構築済みの仕組みや設定など、さまざまな要素)や、要件によって工数は大幅に前後するため、あくまでも目安です。
質問と答え
登録メールは、どのアドレスに届きますか。
受信者の [私のメール設定] のアドレスに届きます。そこが未設定なら、ユーザーレコードのアドレスに届きます。送信元は通常、登録を作った人のアドレスですが、[設定] で組織の共有メールアドレスを使うこともできます。[1]
受信者を選ぶ画面に、送りたい人が出てきません。
候補には、レポートにアクセスできる人だけが表示されます。レポートの入ったフォルダーを、その人やグループ、ロールと共有しているかを確かめます。他の人を加えるための権限があるかも確かめます。[1][2]
誰がどのレポートを登録しているか、一覧で確かめられますか。
確かめられます。分析通知などのオブジェクトを使ったカスタムレポートタイプを作り、結合レポートにすると、登録の所有者・スケジュール・受信者・条件を表示できます。[7]
出典
- Lightning Experience でのレポートへの登録(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=analytics.reports_subscribe_lex.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- レポートとダッシュボードの制限および割り当て(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=analytics.rd_reports_dashboards_limits.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- レポートの登録へのファイルの添付(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=analytics.reports_subscribe_attachment.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- ユーザーによるレポートの登録へのファイルの添付(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=xcloud.reports_subscribe_attachment_setup.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- レポート条件が満たされたときに通知を受信(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=analytics.reports_subscribe_notify_threshold.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- 登録スケジュールの Cron 式(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=analytics.reports_subscription_reporting_cron.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)
- 登録、アクション、条件を 1 つのレポートで結合(Salesforce ヘルプ)help.salesforce.com/s/articleView?id=analytics.reports_subscription_reporting_all_in_one.htm&language=ja&type=5(2026-10-23 確認)